「腸活」と聞いて、何を思い浮かべますか?
ヨーグルト。
乳酸菌。
発酵食品。
サプリメント。
もちろん、これらも腸内環境を考える選択肢です。
しかしKOHKI HealthCare Serviceが、まず見直してほしいと考えているものがあります。
それが「食物繊維」です。
日本人は食物繊維が十分とはいえない
厚生労働省の健康情報によると、日本人成人の食物繊維摂取量の平均は1日18.1gとされています。
一方、健康との関連から考えた理想的な摂取量としては、1日25g以上が望ましいと考えられています。
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、現実的な目標量として年齢・性別ごとに食物繊維の目標量が設定されています。
つまり、腸活を考えるなら、
「どの乳酸菌を摂るか」
の前に、
「そもそも食物繊維を十分に食べているか」
を確認することが大切です。
食物繊維は、便のためだけではない
食物繊維というと、
「便秘対策」
というイメージが強いかもしれません。
しかし、現在はそれだけではありません。
食物繊維の一部は大腸まで届き、腸内細菌によって利用されます。
その過程で、酢酸・プロピオン酸・酪酸などの短鎖脂肪酸が作られます。
こうした腸内細菌の代謝物は、腸管環境や代謝などとの関係について研究が進められています。
つまり、
私たちが食物繊維を食べる
↓
腸内細菌が利用する
↓
さまざまな代謝物が作られる
という関係があります。
だからKOHKIでは、食物繊維を「腸活の土台」と考えています。
水溶性・不溶性、どちらも大切
食物繊維は、大きく水溶性食物繊維と不溶性食物繊維に分けられます。
水溶性食物繊維を比較的多く含む食品には、
・大麦
・海藻
・果物
・一部の野菜
などがあります。
不溶性食物繊維を多く含む食品には、
・玄米
・豆類
・きのこ
・野菜
などがあります。
「どちらかだけをたくさん食べる」のではなく、いろいろな食品から摂ることが大切です。
今日から「1品追加」してみる
いきなり食生活を全部変える必要はありません。
例えば、
朝:果物を少し追加する
昼:野菜や海藻の副菜を追加する
夜:味噌汁にきのこ・わかめを入れる
主食:白米の一部を玄米や大麦にする
といった方法があります。
まずは、
「毎日1品、食物繊維を意識した食品を増やす」
くらいから始めてみてください。
急に摂取量を増やすと、お腹の張りなどを感じることもあります。
少しずつ増やしながら、自分のお腹の状態を確認することが大切です。
「足す腸活」の前に、食事を整える
乳酸菌やサプリメントを取り入れることも選択肢です。
しかし、その前に、
野菜は足りているか。
豆を食べているか。
海藻やきのこを食べているか。
主食は精製された穀物だけになっていないか。
一度確認してみてください。
特別な健康食品より先に、普段の食卓を整える。
それがKOHKI式腸活の基本です。
毎日を少しずつ整える。
KOHKI 365 未病ケア。
【主な参考資料】
厚生労働省 e-ヘルスネット
「食物繊維の必要性と健康」
厚生労働省
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」
※持病等により食事制限を受けている方は、医師・管理栄養士等の指示を優先してください。